ラツィオ戦での3ゴール目を喜ぶインテルイレブン [写真]=Inter via Getty Images
セリエA第18節が21日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルとラツィオが対戦した。
インテルはリーグ7位と思うような成績が残せていないが、直近の公式戦では3連勝と復調気味。チームトップのリーグ戦12ゴールのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、同MFエベル・バネガらが先発に名を連ねた。長友は2試合連続のベンチスタートとなった。
前半はお互いに得点を奪えず、スコアレスで迎えた54分に試合が動く。インテルは敵陣中央でボールを奪うと、バネガが前を向いてエリア付近中央から右足を振り抜く。強烈な7シュートはゴール右上に突き刺さり、先制に成功する。
さらに直後の56分、右サイドからのクロスにニアサイドに走り込んだイカルディが頭で合わせ、ゴール左に上手く流し込んだ。インテルは3分間でリードを2点に広げた。
インテルは63分にこの試合最初の選手交代。クリスティアン・アンサルディに代えて長友を投入した。すると直後の65分、右サイドで獲得したフリーキックをバネガがグラウンダーでエリア内に入れると、フリーになっていたイカルディが右足で蹴り込みゴールネットを揺らした。
試合はこのまま終了し、インテルが3-0と完勝。年内最終戦を白星で飾り、公式戦4連勝とした。
次節は2017年1月8日、インテルは敵地でウディネーゼと、ラツィオはホームでクロトーネと対戦する。
【スコア】
インテル 3-0 ラツィオ
【得点者】
1-0 54分 エベル・バネガ(インテル)
2-0 56分 マウロ・イカルディ(インテル)
3-0 65分 マウロ・イカルディ(インテル)