インテルのCEOを辞任したボーリングブローク氏 [写真]=Inter via Getty Images
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは7日、マイケル・ボーリングブロークCEO(最高経営責任者)の辞任と、今年6月から筆頭株主となった中国企業『蘇寧ホールディングス』の副会長ジュン・リウ氏が臨時のCEOに就くことを発表した。
同クラブ公式サイトによると、取締役会でボーリングブローク氏の辞任を受理。ジュン・リウ氏が臨時のCEOに任命され、近いうちにミラノにある本社へ拠点を移すことになるという。
インテルは、ジュン・リウ氏の就任について「クラブの筆頭株主である蘇寧グループとのダイレクトな繋がりが構築でき、よりクリアで迅速な意思決定が可能になると考えている。リウ氏の大事な役割は、蘇寧グループとインテルの橋渡しとなるだろう。そのことで、蘇寧グループの広大な協調的サポートネットワークへの直接的なアクセスが可能になる見込みだ」と、メリットを説明した。
なお、インテルは8日にステファノ・ピオリ氏を新指揮官に任命したことを発表。クラブのCEOと監督を同時期に交代することとなった。