昨シーズン途中までラツィオを率いていたピオリ氏 [写真]=Getty Images
フランク・デ・ブール氏を解任したインテルは、新監督の招へいに向けて、昨シーズン途中までラツィオで指揮を執ったステファノ・ピオリ氏と接触しているようだ。イタリア紙『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』が1日に報じた。
インテルは1日に中国の蘇寧側オーナー幹部とクラブ首脳陣、そしてデ・ブール氏を交えた会議を行い、同氏の監督解任を決断。在位84日間で解任の憂き目に遭ったデ・ブール氏はインスタグラムに、「このような形で終わるのは残念。サポーターに感謝する」との言葉を残した。
そのデ・ブール氏に代わって暫定的にトップチームの指揮を執るのは、プリマヴェーラ(ユースチーム)の指揮官であるステファノ・ヴェッキ氏。3日に行われるヨーロッパリーグ第4節のサウサンプトン戦とセリエA第12節のクロトーネ戦もこのヴェッキ氏が監督代行を務めることとなる。
ただ、ヴェッキ氏はあくまで新監督との契約が決定するまでの暫定監督となる。インテルは既に1日、ピオリ氏と接触しオファーを提示。インテルが提示した条件にはピオリ氏が大筋で合意に達したという。ただし、就任決定は今週金曜日以降となる見通しで、オーナーの蘇寧が最終的な判断を下すことになるようだ。今後の展開に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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