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インテル期待の新戦力、早くも移籍? ガブリエウにレスターとチェルシーが関心

2016.10.26

インテル加入後、1試合の出場にとどまっているガブリエウ・バルボーザ [写真]=Inter via Getty Images

 日本代表FW岡崎慎司のレスターが、同DF長友佑都のインテルに所属するブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザの獲得に乗り出す可能性があるようだ。イギリス紙『Leicester Mercury』が25日に報じている。

 現在20歳のガブリエウは、今夏の移籍市場で鳴り物入りでインテルに加入した。しかし、セリエA第9節終了時点で出場はわずか1試合、16分のみとなっている。インテルの公式HPによれば、26日に行われる第10節トリノ戦の招集メンバー入りを果たしている同選手について、フランク・デ・ブール監督は「彼はブラジルとインテルのプレースタイルの違いを理解しなければいけない。でも、ハードワークをしているね。出番はすぐに来るはずだ」とコメントしている。

 新天地への適応に時間を要しているガブリエウ。今回の報道によると、今夏の移籍市場でも争奪戦に名乗りを上げていたレスターが、再び同選手の獲得を画策しているという。同クラブは現在、ガブリエウの状況を注視している模様。レスターのほか、チェルシーも獲得に関心を抱いていると伝えられている。

 ガブリエウは2015年のコパ・ド・ブラジウで得点王に輝き、バルセロナのブラジル代表FWネイマールになぞらえて“ガビゴル”と呼ばれる左利きのストライカー。サントスの下部組織出身であることや、プレースタイルが似ていることから“ネイマール2世”と称される。今夏に行われたリオデジャネイロ・オリンピックでブラジル代表の一員として金メダル獲得に貢献。同大会後、インテル移籍が決まった。

 今夏の移籍市場では複数クラブから関心を示され、争奪戦の末にインテル加入を決断したガブリエウ。能力を高く評価しているクラブがあるだけに、今後もインテルで出場機会を得られないようであれば、移籍の可能性を取り沙汰される可能性もあるだろう。ブラジルの新星、今後の動向に注目だ。

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