バッカのシーズン4点目で、ミランが連敗を2でストップした [写真]=Getty Images
セリエA第4節が16日に行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するミランはアウェーでサンプドリアと対戦した。
リーグで2連敗と波に乗れないミランは、昨シーズン2部で得点王に輝いたジャンルカ・ラパドゥーラが初先発。本田は開幕から4試合連続でベンチスタートとなった。
11分、サンプドリアはエリア手前からルーカス・トレイラが右足から強烈なミドルシュート。枠を捉えてはいたが、GKジャンルイジ・ドンナルンマが左手でスーパーセーブ。14分には右サイドからのクロスがミランのリッカルド・モントリーヴォに当たり、ゴール前で待っていたルイス・ムリエルにチャンスが訪れたが、これもGKドンナルンマがキャッチしてゴールは生まれなかった。前半はスコアレスのまま終了する。
両チーム得点がないまま試合終盤までゲームが進んだ85分、サンプドリアのミスからミランが先制する。ディフェンスラインでボールを回していたサンプドリアは、マティアス・シルベストレがミラン・シュクリニアルにパス。ところが同選手はトラップに失敗し、後ろにそれたボールをスソが奪ってドリブルを仕掛け、エリア左へパスを送る。走り込んだ途中出場のカルロス・バッカがキーパーの左を狙って流し込み、先制。バッカは開幕4試合で4ゴールと好調を維持している。
そのまま試合は終了し、ミランが開幕戦以来の勝利を手にした。スタメンを外れた本田に出場機会はなかった。一方開幕から2連勝していたサンプドリアはローマ、ミランに連敗。次戦は20日にミランがラツィオと、21日にサンプドリアがボローニャとそれぞれ対戦する。
By サッカーキング編集部
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