パレルモの新監督に就任したデ・ゼルビ氏 [写真]=Getty Images
パレルモは6日、ロベルト・デ・ゼルビ新監督の就任を発表した。ダヴィデ・バッラルディーニ前監督との契約解除も併せて発表している。クラブの公式HPが伝えた。
Roberto De Zerbi è il nuovo allenatore https://t.co/5BflJtoC7C pic.twitter.com/0aAyFDCoJW
— US Città di Palermo (@palermocalcioit) September 6, 2016
現役時代にフォッジャやカターニャ、ナポリなどでプレーしたデ・ゼルビ新監督は1979年生まれの38歳。2013年11月に当時セリエD(5部リーグ)のダルフォ・ボアーリオで監督業を始めた。同クラブでは降格の憂き目にあったが、2014年夏には古巣でもあるフォッジャ(レーガ・プロ、3部リーグ)の監督に就任。昨シーズンはカップ戦で優勝、リーグ戦ではセリエB昇格は叶わなかったものの、昇格プレーオフに出場した。
イタリア紙『ジョルナーレ・ディ・シチリア』によると、就任会見に臨んだデ・ゼルビ新監督は「この重要な機会が与えられて嬉しく思う。2年間指揮を執ったフォッジャの選手たちとこの喜びを分かち合いたい。フォッジャの選手たちのおかげで、このクラブから評価された。フォッジャに関わる全ての人たちに感謝したい。私に多くのことを与えてくれた」と、昨シーズンまで率いたフォッジャに感謝の意を示した。
「興奮しているよ。この新しい冒険を始めるんだ。良い結果を出せると確信している。自分には勇気とアイデアが備わっているとわかっている。私の考えとパーソナリティーによって、この機会を十分に活かしたい」
昨シーズンから合わせて9回目の指揮官交代となったパレルモ。今シーズンはセリエA開幕2試合を終えて1分け1敗となっている。次戦は10日、セリエA第3節でホームにナポリを迎える。ただ、イタリア紙『La Repubblica』によると、デ・ゼルビ新監督は昨シーズンに受けた処分のため、ナポリ戦はベンチ入り停止となる。
By サッカーキング編集部
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