パリ・サンジェルマンに残留することとなったMFブレーズ・マテュイディ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表MFブレーズ・マテュイディが、今夏の去就について振り返った。大手メディア『ESPN』などが4日にコメントを伝えている。
マテュイディは今夏、イタリア王者ユヴェントスからのオファーが届き、移籍金3000万ユーロ(約33億9000万円)での移籍で合意に至ったと伝えられていた。しかしその後、パリ・サンジェルマンのナセル・アル・ケライフィ会長が「彼にとどまってほしい」と発言するなど、交渉は停滞。結局、移籍の正式発表はされず、マテュイディはクラブへ留まることとなった。
同メディアによると、マテュイディは「僕は退団したかった。けれどクラブは僕の考えと逆の方向へ決断し、僕はそれを受け入れるしかなかった」とコメント。ユヴェントスという具体的な名前は出さなかったものの、移籍を希望していたことを明らかにした。
しかし、マテュイディは2011-12シーズンから在籍するパリ・サンジェルマンに不満はない様子。「パリで不幸というわけではない。実際、これまでのところとても幸せだ」と語っている。
クラブへの残留となったマテュイディは、ウナイ・エメリ体制となった今シーズンのリーグ・アンで先発出場がない。それでも、「新しい監督は、僕をとても信頼してくれている。僕らは頻繁に会話しているよ」と指揮官との関係性に問題はないとした。
By サッカーキング編集部
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