開幕戦を勝利で飾ったミランのモンテッラ監督 [写真]=Getty Images
セリエA第1節が21日に行われ、日本代表FW本田圭佑の所属するミランとトリノが対戦。ミランが3-2と逃げ切って開幕戦を勝利で飾った。ベンチスタートの本田に出場機会はなかった。
新シーズンの初戦で白星を収めたミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が試合を振り返り、「この結果をとても嬉しく思っている」と喜びを語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
ミランはコロンビア代表FWカルロス・バッカのハットトリックで終盤まで3-1とリードしていたが、後半アディショナルタイム1分に2失点目。1点差に迫られると、3分後にはPKを与えて同点となる大ピンチを迎えた。しかし、U-21イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが起死回生のビッグセーブ。劇的な展開で3-2と逃げ切り、勝利を収めた。
モンテッラ監督は劇的な展開となった試合終盤について「これこそ、フットボールが素晴らしいスポーツである理由だ」と話し、「この結果をとても嬉しく思っているよ。我々は勝利に値したと思うし、選手たちはよくやってくれた。仮に勝てていなかったとしても、そう言っただろう」と選手たちを称えた。
「開始70分間は継続性を持って非常に良いプレーをすることができた。数多くのチャンスを作り出すことができた。今日はボールポゼッションを良い形ですることができたと思う」
手応えを掴んでいる様子だったモンテッラ監督。「よく組織されたトリノを相手に、このチームは数多くのチャンスを作り出した。もう一度言おう、選手たちはよくやってくれた」と改めて称賛し、次戦を見据えていた。
ミランは次節、27日に敵地でナポリと対戦する。昨シーズン2位の強敵とのアウェーゲームでどのような戦いを見せるか、注目だ。
By サッカーキング編集部
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