レアルが放出の意向を持っているというイスコ。ミラン移籍の可能性が浮上 [写真]=Corbis via Getty Images
日本代表FW本田圭佑が所属するミランが、大型補強に乗り出す可能性があるようだ。スペイン紙『アス』は6日、同クラブがレアル・マドリードに所属するスペイン代表MFイスコの獲得を目指していると報じた。
以前から中国企業へのクラブ売却を報じられながら、交渉が難航していたミラン。今月5日になってようやく、親会社の「フィニングヴェスト」が同クラブの中国企業グループへの売却を発表した。同グループがミランの株式の99.93パーセントを7億4000万ユーロ(約832億円)で買収することで合意したと伝えられている。
クラブ売却交渉の影響もあり、今夏の移籍市場では選手補強が進んでいないミラン。5日にパラグアイ代表DFグスタヴォ・ゴメスの獲得を発表したが、今後は大型補強に乗り出す可能性があるようだ。
『アス』は6日、ミランが“新プロジェクト”における中心選手に据えるべく、イスコの獲得を目指していると報じた。5日付の同紙によれば、レアル・マドリードはイスコを放出する意向を持っている模様。ふさわしい金額でのオファーが届いた場合には売却に応じると伝えられているだけに、移籍の障壁となるのは条件面のみとなりそうだ。
そして今回の報道によれば、ミランを買収した中国企業グループは同クラブの強化のため、今後3年間の補強予算として3億5000万ユーロ(約395億円)を用意すると伝えられている。
3シーズン連続でヨーロッパのカップ戦出場権を逃しているミラン。巨額の資金をベースに復権を目指す中、イスコが大型補強第一弾となるのかもしれない。
By サッカーキング編集部
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