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唯一の欠点は“海”? ユーヴェ移籍のイグアイン、新居は月360万円の豪邸

2016.07.27

ユヴェントス加入が決まったアルゼンチン代表FWイグアイン [写真]=Corbis via Getty Images

 ナポリから移籍金9000万ユーロ(約103億7000万円)でユヴェントスに加入することが決まったアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインだが、すでに新天地での住居を決めていたようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』がその豪邸の全貌を報じている。

 同紙によると、新居はトリノ市内中心部のクロチェッタ地区に位置する一軒家で、総面積700平方メートルという広大なもの。三階建ての豪邸を取り囲むように緑豊かなガーデンが広がり、セキュリティーの面でも安心だという。クラブ事務所からもほど近く、ユヴェントス・スタジアムやトリノ郊外の練習場ヴィノーヴォまでもそれぞれ車で約20分ほどの便利な場所にある。

 そして気になる家賃はなんと、ひと月3万ユーロ(約360万円)だという。これはイタリア人の平均年収をはるかに超えており、超豪華物件であることは間違いない。サッカー選手の年俸からすれば驚くほどのこともないだろうが、それにしてもトリノでも有数の高額家賃だろう。

 もちろん、ユヴェントスでの新たなシーズンを戦い抜くための設備も整っている。ジムはもちろんのこと、サウナにトルコ風呂、屋内に温水プールやジャグジーがあり、プールの底や壁にはモザイクがあしらわれ、まるで高級ホテルのような雰囲気。1700年代に建てられた由緒ある建物は丁寧に何度も改装され、当時の面影を残しつつ、白を基調とした内装で明るく目に優しいエレガントさを漂わせてる。バス・トイレ付きの部屋も6室あり、イグアインが大事にしているアルゼンチンの家族や親戚、友人たちが何人も泊まれるように考えられているという。

ナポリ

古巣ホームタウンのナポリ湾 [写真]=Getty Images

 しかし、唯一欠けているものといえば、“海”だろう。新天地のトリノは海に面しておらず、以前の住居のような素晴らしいナポリ湾の絶景は望めない。しかし立地条件にしても、新天地で万全のスタートを切るためには最高の条件を満たしている。昨シーズンは、セリエA最多得点記録を66年ぶりに塗り替える36ゴールで断トツの得点王に輝いたイグアイン。常勝軍団ユーヴェでの準備は整った。

文=赤星敬子

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