1999-00シーズンに2度目のセリエA制覇を果たしたラツィオ [写真]=Getty Images
1914-15シーズンのスクデットがラツィオに授けられる可能性があると、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が20日に報じた。
まだセリエAではなく、プリマ・カテゴリーアの名称だった1914-15シーズンのイタリア・トップリーグについて、イタリアサッカー連盟(FIGC)が委員会を設置して、審議を行うこととなった。
その理由は、1914-15シーズンは第一次世界大戦が勃発したことでリーグが中断。ラツィオは、中南部ブロックを制していたが、北部リーグの首位に立っていたジェノアに優勝が授与されていた。しかし、委員会は、当時の決定に「明確なミスがあった」とし、ジェノアと並びラツィオにもスクデットが与えられるべきとの見方が出ている。
次回のFIGCの議会は8月4日に予定されており、この場でラツィオにも優勝が与えられるべきか審議される見通しのようだ。そのため、これまで1973-74シーズンと1999-2000シーズンにリーグを制していたラツィオに、3度目のスクデットがもたらされる可能性が浮上。実現すれば、永遠のライバルであるローマと優勝回数で並ぶことになる。
By サッカーキング編集部
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