アルゼンチン代表の新指揮官候補に挙げられていたビエルサ氏、新天地はラツィオに [写真]=Getty Images
ラツィオは6日、マルセロ・ビエルサ氏の監督就任を発表した。同監督は9日にローマへ到着する予定。
ビエルサ氏は1955年生まれの60歳。母国アルゼンチンのニューウェルズで指揮官としてのキャリアをスタートし、メキシコやスペインのクラブを歴任した。1998年から2004年にかけてはアルゼンチン代表を指揮。2007年から2011年まではチリ代表を率いた。以降はアスレティック・ビルバオを経てマルセイユで指揮を執り、昨年8月に辞任していた。そして今回、ラツィオ指揮官就任が決定。セリエAで初めて指揮を執ることとなった。
ラツィオは2015-16シーズン終盤にステファノ・ピオリ前監督を解任し、プリマヴェーラ(下部組織)を指揮していたシモーネ・インザーギ監督を内部昇格させた。同シーズンのセリエAは8位でフィニッシュし、複数の新指揮官候補の名前が報じられてきた。
6月15日付のイタリアメディア『Lalaziosiamonoi.it』がビエルサ氏とラツィオの契約締結が間近に迫っていると報じた後、7月5日付のイタリア紙『ラ・レプッブリカ』は破談となった可能性を報道。同氏がアルゼンチン代表の指揮官に復帰するとの憶測が伝えられた。しかし最終的には既報どおり、新天地はラツィオに決まった。
By サッカーキング編集部
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