FOLLOW US

ミラン名誉会長が中国企業への売却を明言「栄光の30年に幕を閉じる」

2016.07.06

中国資本へのクラブ売却が決定的となったミラン。名誉会長が明言した(写真はコッパ・イタリア決勝) [写真]=Getty Images

 日本代表FW本田圭佑が所属するミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が5日、同クラブを中国企業グループへ売却することを決意したことを明かした。同日付のイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ベルルスコーニ名誉会長は、心臓の手術のために入院していた、ミラノのサン・ラッファエーレ病院から退院。車に乗り込む前に同会長は、記者からの質問に応じ「再び高いレベルにもたらすことができる者にミランを委ねた。国家が関与する中国企業グループには、2年で40億ユーロ(約5760億円)の投資を強く要求した」と答え、中国資本への売却を明かした。

 さらに、人工心臓弁の移植手術を受けてやつれた表情で、クラブの停滞についてコメント。「この4年間、望んでいたようにミランを強化できなかった。栄光に満ちた30年の幕を閉じたい。ミラン・ブランドの価値を計算せずに、売却価格をつり上げることを諦めた」と続け、悔しさも覗かせている。

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングなど、サッカーにまつわるあらゆる情報を提供している。

SHARE



LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO