先制ゴールを喜ぶローマの選手たち [写真]=Getty Images
セリエA最終節が14日に行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するミランとローマが対戦した。
ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得の可能性が残る7位ミランと、チャンピオンズリーグ(CL)本戦出場を争う3位ローマの一戦。ミランは勝利した上で、現在6位のサッスオーロが同時刻開催の試合で勝ち点を落とせば、順位が入れ替わりEL出場権を確保することができる。本田はトップ下で4試合連続の先発出場を果たしている。一方のローマは、勝ち点3を加えた上で2位ナポリが引き分け以下に終わると、逆転で2位に浮上し、CL本戦出場権を獲得することができる。
最初のシュートはミラン。8分、本田からエリア手前中央でパスを受けたマリオ・バロテッリが右足でミドルシュートを放ったが、ここは大きく枠の上に外れた。一方のローマは丁寧にパスを繋いで試合の主導権を握ると、9分にはラジャ・ナインゴランがエリア手前右から右足でミドルを狙ったが、GKに阻まれた。
試合が動いたのは19分。自陣でボールを奪ったローマはカウンターを仕掛け、ケヴィン・ストロートマンが浮き球のスルーパスをディフェンスラインの裏に送る。これを受けてGKと一対一を迎えたモハメド・サラーが左足でゴール左隅に決め、ローマが先制に成功した。
1点を追いかけるミランは31分、左サイドからの折り返しがエリア内右の本田に渡ると、本田は左足ダイレクトでシュート。しかしGKヴォイチェフ・シュチェスニーに阻まれ同点とはならなかった。試合はこのまま1-0で前半を折り返す。
ミランはハーフタイムにバロテッリを下げてルイス・アドリアーノを投入した。すると49分に決定機を迎える。スルーパスでエリア内右に抜けだしたL・アドリアーノがグラウンダーで折り返すと、DFがカットしたボールがエリア内左にこぼれる。これに反応して走り込んだ本田が思い切って左足を振り抜いたが、シュートは大きく枠の上に外れた。
追いつきたいミランは57分、アンドレア・ベルトラッチに代えてケガ明けのジャコモ・ボナヴェントゥーラをピッチへ送り出す。
しかし次のゴールを奪ったのはローマだった。59分、エリア内でミラレム・ピアニッチから浮き球のスルーパスを受けたステファン・エル・シャーラウィが胸でボールをコントロールし、右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。リードを広げたローマは63分、ストロートマンに代えてフランチェスコ・トッティを投入した。
ミランは74分、左サイドからのクロスにエリア内の本田が頭で合わせたが、枠を捉えたシュートはGKに阻まれ、得点とはならない。
終盤に差し掛かった82分、ローマはエリア内でトッティからパスを受けたサラーが左足でシュート。GKが弾いたボールをエリア内左のエメルソンが蹴り込み、決定的な3点目を奪った。ミランは直後の86分にカルロス・バッカが1点を返したが、反撃もここまで。試合はこのまま3-0でタイムアップを迎えた。
敗れたミランは7位が決定。21日に行われるコッパ・イタリア決勝でユヴェントスを下して優勝すれば、来シーズンのEL出場権が与えられることとなる。一方のローマは、快勝でシーズンを締めくくったが、同時刻に行われた試合でナポリが勝利を収めたため、2位浮上は叶わなかった。
【得点者】
0-1 19分 モハメド・サラー(ローマ)
0-2 59分 ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ)
0-3 82分 エメルソン(ローマ)
1-3 86分 カルロス・バッカ(ミラン)
By サッカーキング編集部
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