過去、ミラン(左)とインテル(右)の両クラブに所属していたイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの獲得をめぐって、日本代表FW本田圭佑が所属するミランと同DF長友佑都が所属するインテルが争っているようだ。6日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
今夏でパリ・サンジェルマンとの契約が満了するイブラヒモヴィッチ。本人は退団を明言しており、プレミアリーグなど様々なクラブからの関心が伝えられている。
そして同紙によれば、イブラヒモヴィッチの獲得をめぐって“ミラノ・ダービー”が勃発する可能性があるようだ。かつて同選手が在籍したミランとインテルの両クラブが、再獲得を狙っているという。
セリエAで7位と低迷するミランは変革を求めており、イブラヒモヴィッチの復帰を望んでいる。同選手の代理人であるミノ・ライオラ氏は「ミランに行くなら、大幅な減給も覚悟している」などと発言しており、ミラン復帰の可能性を否定していない。
一方のインテルは、シーズンを通して得点力不足に悩まされてきた。ロベルト・マンチーニ監督は、新たなストライカーとしてイブラヒモヴィッチの加入を願っているようだ。
また、同選手にはカタールや中国などから高額のオファーが届いているとも報じられており、今後の決断が注目される。