伊代表新監督候補に浮上も…レスター指揮官「私の仕事ではない」

　日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのクラウディオ・ラニエリ監督が、イタリア代表監督に就任する可能性を否定した。大手メディア『FOXスポーツ』が14日に報じている。

　イタリア代表は、現指揮官のアントニオ・コンテ監督がユーロ2016終了後に退任することが決定。同監督はチェルシーの新指揮官就任が決まっているが、イタリア代表の次期指揮官は未定となっている。

　同代表の次期指揮官候補に浮上しているラニエリ監督だが、就任の意思はないようだ。同監督は以下のように語っている。

「イタリア代表監督の候補に挙がることは喜ばしいこと。しかし、代表（監督）は今の私の仕事ではないよ。私は（2014年に）ギリシャ代表を率いたけどね。代表では試合の3、4日前に選手をチェックすることしかできない。選手は招集されて試合をして、そして解散していく。15回のトレーニングをして、4試合（をこなす）だけだ。このようなスケジュールで、監督は何をすることができるだろうか。私はあまり多くを話さないタイプだが、日常的に選手にアドバイスをすることを好む。現時点で、代表監督になることはまずないだろう」

　ラニエリ監督はギリシャ代表時代の経験を例に挙げ、イタリア代表監督に就任する意向がないと明言した。

　同監督が率いるレスターはプレミアリーグ第33節終了時点で2位トッテナムに勝ち点差「7」をつけ、首位を快走。初制覇まであと3勝に迫っている。次節は17日、ウェストハムをホームに迎える。