フィオレンティーナ戦で同点ゴールを決めたイグアイン [写真]=Getty Images
2月29日に行われたセリエA第27節で、2位ナポリはアウェーでフィオレンティーナと対戦。開始6分に先制されたナポリは失点直後にアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインのゴールで追いついたが、勝ち越しゴールは奪えず、1-1の引き分けに終わった。
試合後、ナポリのマウリツィオ・サッリ監督がイタリアメディア『Rai』のインタビューに応じた。
サッリ監督は、首位ユヴェントスとの勝ち点差が「3」に開いたことについて、「彼らは最近の17試合中16試合に勝ったチームだが、まだ勝ち点3しか離れていない。これは我々が果たしていることの価値を与えてくれるものだ」と自信を示しつつ、「“彼らを捉えることができる”などと思い上がってはならない。もし彼らがミスを犯せば、恐らくチャンスを掴む用意はできている」と、ユヴェントスとの力の差が歴然としていることを認めながらも、辛抱強く首位浮上のチャンスを窺う考えを明かした。
また、フィオレンティーナ戦で今シーズン25得点目を決めたイグアインについては、「(90分に)交代するとき、ゴンサロはナーバスになっていた。(オフサイドによって)取り消されたゴールが問題なかったと思っていたようだ。『オフサイドではない』と私に言っていた」と話し、交代時のエピソードを明かした。
イグアインについては先日、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がウェイトオーバーを指摘している。サッリ監督は「彼の体重が1キロ半、オーバーしているとの話だが、体重の多くは筋肉の塊だ。大きな問題ではない。デ・ラウレンティス会長が『体重超過』と語ったのは、彼のモチベーションを高めるためのものだ」と語っている。