ナポリでプレーするイグアイン [写真]=Getty Images
ナポリに所属するアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが退団を検討していることが明らかになった。27日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。
今シーズンのセリエAで26試合に出場し24ゴールを挙げているイグアインは、現在得点ランクトップに立っており、リーグタイトルを争うチームをけん引している。
しかしイグアインは、ここ最近の公式戦4試合で無得点が続いており、チームもヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦でビジャレアルに2戦合計1-2で敗れ、同大会から姿を消した。
ナポリの会長務めるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏はビジャレアル戦後、「レンガのようである」とイグアインの動きを形容し、「体重を1.5ポンド減らす必要がある。1カ月前のフィジカル的な輝きを取り戻さなければならない」と減量の必要性を訴えた。さらにクラブは、2018年6月で切れるイグアインとの契約は延長する理由がないと考えているようだ。
一方で同日付のイギリス紙『サン』などによると、イグアインに対してアーセナルやパリ・サンジェルマンなど多くのビッグクラブが興味を示しているようだ。また、今シーズン終了後にチェルシーの指揮官就任が噂されている現イタリア代表指揮官のアントニオ・コンテ監督も同選手に関心がある模様で、移籍金が9450マンユーロ(約118億円)と見積もられている同選手の動向は流動的である。