シャルケ時代にもドログバと対戦したボアテング [写真]=Mark Leech/Getty Images
日本代表FW本田圭佑が所属するミランの元ガーナ代表MFケヴィン・プリンス・ボアテングは、トッテナム時代に元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバの助言を無視していたことを明かした。アメリカメディア『ESPN』が報じた。
2007年に自身が育ったヘルタ・ベルリンからトッテナムへと移籍したボアテングは、ロンドンであまり活躍することが出来ず、ドルトムントへのローンを経てポーツマスへと去っている。その際にボアテングはマルティン・ヨル監督(当時)から必要とされなかったことから生活が荒れてしまい、ドログバのアドバイスすらも無視してしまっていたようだ。
同選手は今週自身の伝記を出版することを発表しており、ドイツ紙『ビルト』がその抜粋を掲載している。
「トッテナムへ加入した1カ月後、マルティン・ヨル監督から『君は必要ではない』と言われたんだ。 僕はそのあとドログバと話そうとしたが、いいアドバイスを受け入れられていなかった。例えそれがディディエ・ドログバからのものでもね」
「彼は言っていた。『サッカーに集中しろ。1000人の監督がいて、そのうち999人が君のことを嫌っていてもだ。私はフランスからイングランドへやってきた時、ポジションを得るために戦わなければならなかった』とね。でも、僕はそれを聞く準備ができていなかった」
「(イングランドでの生活は乱れた?)僕は時に酒を飲み過ぎた。そして妻のジェニーを失った。常に家に帰らず、他の女性と遊んでいたからだ。 夜の時間を家で過ごしたことがなかった。多くの時間を過ごした。いくつかの夜では、僕は1万ポンド(約162万円)を無駄に使った」
(記事提供:Qoly)
By Qoly