現役引退を発表したミッコリ [写真]=Getty Images
マルタのビルキルカラに所属する元イタリア代表FWファブリツィオ・ミッコリが現役引退を発表した。クラブ公式HPが16日にミッコリとの契約解消と現役引退を伝えている。
“サレントのロマーリオ”の異名を持つミッコリは、02-03シーズンにユヴェントスからレンタル移籍したペルージャでセリエAデビューを果たす。その後はユヴェントス、フィオレンティーナ、ベンフィカでのプレーを経て、2007年夏にパレルモへ移籍。09-10シーズンにはリーグ3位の19得点を挙げる活躍ぶりを見せた。しかし、2013年6月にマフィアとの関係が明るみとなり、その夏に当時レーガ・プロ・プリーマ(3部リーグに相当)に所属していた故郷のクラブ、レッチェへ入団。そして今年夏、マルタ1部リーグのビルキルカラへの移籍を果たし、ヨーロッパリーグ予選2回戦ではウェストハムを相手にゴールを挙げた。
2003年2月にはポルトガル代表とのテストマッチでイタリア代表デビューを成し遂げ、以降の国際Aマッチでは通算10試合に出場し、2得点をマークしている。
同選手の今後についてイタリア紙『コッリエーレ・デッロ・スポルト』によると、ビルキルカラとの関係を継続し、下部組織の職に就くと報じられている。
By サッカーキング編集部
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