今季からローマでプレーするFWジェコ [写真]=Getty Images
ローマのサポーターが、同クラブに所属するボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコをソーシャルネットワーク上で非難している。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が6日に報じた。
ジェコは、今夏の移籍市場でマンチェスター・Cから加入。ローマ移籍直後にはクラブの公式フェイスブックで最高の登録者数を記録するなど、熱烈に歓迎されていた。しかし、これまではリーグ戦で3ゴールと期待を下回る活躍に終わっており、サポーターは落胆。
ツイッターでは、昨年冬の移籍市場でローマに加入し、不振を極めたコートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビアの写真を加工し、「ジェコだと思っていたが、ドゥンビアだった」と揶揄。また、「もはや、ジェコは(ベシクタシュ所属のドイツ代表FWマリオ・)ゴメスの肉体と化してしまった。彼はどうやったら抜け出すことができるかわからない」とつづられ、昨シーズンまでフィオレンティーナでプレーしながらも低調なパフォーマンスに終始したゴメスにたとえられ、非難されている。
さらに、今夏の移籍市場でローマを離れた2人の選手、インテルのセルビア代表FWアデム・リャイッチとボローニャのイタリア人FWマッティア・デストロがこのところ好調を維持していることも、得点を量産できないジェコへの批判が一層強まっている要因となっている模様だ。