ローマの出場&得点記録を更新し続けるトッティ [写真]=AS Roma via Getty Images
元イタリア代表監督のマルチェロ・リッピ氏が、ローマのFWフランチェスコ・トッティが現役の最後を迎えつつあると、イタリアメディア『Rai』のインタビューで語った。
トッティは20日に行われたセリエA第4節のサッスオーロ戦でクラブでの公式戦通算300ゴールを達成。リッピ氏は「私は、ローマのファンがトッティに大きな愛を抱いていることが分かった。しかし、残念ながら彼のおとぎ話は、最後の局面を迎えつつある。それは彼自身も分かっていると思う。そのため、サッスオーロ戦ではゴールの後に喜びを爆発させなかったのだろう」と述べ、トッティが現役引退に近づいているとの見解を明かした。
なお、トッティ自身はサッスオーロ戦後に「僕は勝利と勝ち点3を欲していた」と記録よりもチームの勝利を望んでいたとコメント。引き分けに悔しさを見せていた。