キエーヴォ戦でイカルディの得点を喜ぶインテルメンバー [写真]=Inter via Getty Images
セリエA第4節が20日に行われ、キエーヴォと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦した。長友はベンチスタートとなっている
前節、ミランとの“ミラノ・ダービー”を制し、今シーズン開幕から3連勝で首位に立つインテル。今節は、同じく2勝1分けで無敗をキープする2位キエーヴォとのアウェー戦となった。
試合はホームのキエーヴォがチャンスを多く作る。19分、左CKを獲得したキエーヴォは、ニアサイドのルーカス・カストロがヘディングで合わせるが、クロスバー上に外れる。35分には、味方のロングボールでエリア内右に抜け出したアルベルト・パロスキが、右足でシュート性の折り返し。ファーサイドにリッカルド・メッジョリーニが走り込んでいたが、直前でガリー・メデルがクリアした。
するとピンチを凌いだインテルが先制に成功する。42分、ジョフレイ・コンドグビアからの浮き球パスでエリア内中央に抜け出したマウロ・イカルディが、ワンタッチで相手GKをかわして、左足で流し込みゴールネットを揺らした。イカルディの今シーズン初ゴールでインテルがリードを奪い、前半を折り返す。
後半に入って50分、キエーヴォは高い位置でボールを奪うとカストロが前線にパス。それを受けたパロスキがエリア内右に侵入し、強烈なシュートを放つも、わずかにクロスバー上に外れた。その後なかなかチャンスが作れないでいると、インテルがカウンターから決定機を作る。81分、キエーヴォのFKから、クリアボールを拾ったイヴァン・ペリシッチが、自陣からドリブルを開始。左サイドを駆け上がり、エリア内に侵入すると、左足を振り抜く。だがこのシュートは、戻ったキエーヴォDFに阻まれた。
試合はこのままタイムアップ。インテルが1-0で手堅く勝利を収め、2002-03シーズン以来となる13年ぶりの開幕4連勝となった。
インテルは次節、23日にホームでヴェローナと、キエーヴォも同日にホームでトリノと対戦する。
【スコア】
キエーヴォ 0-1 インテル
【得点者】
0-1 42分 マルロ・イカルディ(インテル)