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サン・シーロが着々とCL決勝仕様に…ダービーでは新ベンチがお目見え

サン・シーロは今季CLの決勝会場に決定している [写真]=Inter/Getty Images

文=赤星敬子

 今週末には早くも今シーズン初のダービーマッチがミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われる。そのダービーマッチは毎年恒例だが、今シーズン最終にミラノではチャンピオンズリーグの決勝戦が行われるため、早くもスタジアムはその準備にとりかかっている。

 チャンピオンズリーグのグループ予選の組合せも決まった。残念ながらミラノを本拠地とするミランもインテルもその中には入っていない。しかし、来年5月28日の決勝戦が行われるサン・シーロには、8月31日からUEFA(欧州サッカー連盟)の関係者約30人が視察に訪れて5日間スタジアムを含む周辺調査を行った。

 もちろんスタジアム内の施設を含む周辺環境や、中心部などの主要ポイントからのアクセスなどだ。他のスタジアムの例に漏れず、サン・シーロもシーズン・オフにメンテナンスや改良を勧めていた。2012年からの総費用は3250万ユーロ(約43億8000万円)といわれている。昨週末の代表マッチウィーク、セリエAのない週を利用してさらに段階を経て改修工事は進められた。

 観客席の中でも120席を超VIP席にするための整理や、試合をする両チームのベンチにも13日のミラノ・ダービーでは新しい姿でお目見えするという。今後は一階席の数を減らすことが課題となり、最終的には観客席が7万9400席から7万5000席になりそうだ。チャンピオンズリーグにふさわしいスタジアムへと、9カ月ががりでのプロジェクトは少しずつ進んでいく。

 しかし何と言ってもサポーターにとって大きいのは、地下鉄サン・シーロ駅を含む第5線が開通したことだろう。スタジアムへのアクセスがとても便利になった。今年のエキスポ効果の一つとも言えるこのLine5(通称リッラ=紫ライン)の終点でもあるサン・シーロ・スタディオ駅へは、中心地のドゥオモ駅、ミラノ中央駅から乗り換え1回で簡単にたどり着ける。夜の試合終了後、深夜零時でも約10分置きに運行しているのがありがたい。駅改札付近には係員や警備員がおり、構内も明るい。タクシーをつかまえるのも難しく、ロット駅まで歩かなければならなかった以前とは大違いだ。

 世界からの注目を集める一日、チャンピオンズリーグ決勝戦までサン・シーロ・スタジアム関係者のプライドをかけた長い戦いが続いていく。

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