ミランに所属するバロテッリ [写真]=Getty Images
今夏リヴァプールから日本代表FW本田圭佑の所属するミランへレンタル移籍で加入したFWマリオ・バロテッリ。イタリア人メンタルコーチのジオバンニ・ガブリエリ氏が、問題児として知られる同選手の指導を希望していることが明らかになった。5日付のイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
同紙のインタビューを受けたガブリエリ氏は、「私の最大の夢は、バロテッリとともに仕事をすることだ。私なら彼が態度を改めることの手助けができると確信している」と、これまでにピッチ内外で数々の問題行動を起こしてきたバロテッリとともに働きたい意向を明かした。
また、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は同選手に更生を促すため、イタリア空軍の規律に倣った規制リストを作成したとされている。しかし、ガブリエリ氏によると「ミランの最近の動きを見ていると、バロテッリにとって理想的な解決策となるクラブではないと感じる」という。
さらに同氏は、「なぜ彼が私を選ぶべきかって?私は世間の注目を浴びていないから、彼のためだけに働くことができる。私自身のためではなくね」と、自身のことを推薦している。