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両チーム合計22人のPK戦でレアルがミランに勝利…本田は好機演出も

2015.07.31

レアル戦に出場した本田 [写真]=ChinaFotoPress via Getty Images

 30日に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)中国ラウンドで、レアル・マドリードは日本代表FW本田圭佑の所属するミランと対戦した。

 27日のインテル戦から中2日のレアルは、ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドの“BBC”を揃って先発させた。一方のミランは本田をベンチに置いて試合に臨んでいる。

 開始直後からミランが攻勢に出た。ジェノアへのレンタルから復帰した20歳のエムベイェ・ニアンが8分にミドルシュートを放ち、39分にはドリブル突破でエリアに進入したものの、どちらもレアルのGKケイロル・ナバスに阻まれる。

 このまま前半は終了。ミランは本田やカルロス・バッカらをピッチに送り出し、後半を迎えた。

 レアルは57分、イスコがクロスを送りC・ロナウドがフリーでヘディングシュートを放つも、ミラン守護神ディエゴ・ロペスが脚でブロック。

 61分には本田を起点としてミランに決定機が訪れる。左サイドから本田が丁寧にクロスを送ると、ルイス・アドリアーノが頭で落とし、バッカが右足で強烈なボレーシュート。しかし、これは後半から入ったGKキコ・カシージャの好セーブに遭う。

 試合はこのまま終了し、勝負の行方はPK戦にもつれ込んだ。

 後攻のミランは3番目のキッカーであるバッカがゴール右に外すも、4人目を務めた本田は丁寧に左サイドに流し込む。すると、直後にトニ・クロースのシュートをジャンルイジ・ドンナルンマが見事キャッチする。

 その後はお互いに譲らずに迎えたレアルの11人目カシージャが中央に叩きこむと、直後にドンナルンマも同じコースを狙った。これをカシージャがセーブし、両チーム合わせて22人によるPK戦はレアルの勝利で幕を下ろしている。

【スコア】
レアル・マドリード 0-0(PK:10-9)ミラン

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