試合中にマンチーニ監督と話すDF長友佑都(左) [写真]=Inter/Getty Images
インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2015の中国ラウンドが25日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルが、同代表FW本田圭佑が所属するミランと対戦し、0-1で敗れた。この日、先発出場した長友が、試合後にコメントしている。
中国で行われた“ミラノ・ダービー”で長友と本田はともに先発出場。スタートから日本人対決が実現した。試合は、62分にフィリップ・メクセスのジャンピングボレーで、ミランが先制。それが決勝点となり、インテルは0-1で敗戦となった。
試合後、77分までプレーした長友は、「こういう暑い中で75分くらいまで出てたんで、コンディション的にはよかったのかなと思います」と自身のプレーを振り返ると、プレシーズンについて、「まだ3週間くらいしか経ってないんで、まずはチーム作りっていうより、コンディション作りの方ですよね」とコメントした。
6月の代表戦のときには、けがもあった長友だが、「大丈夫です。もうずっと合宿から2部連でずっとやってるんで。焦らずにしっかりコンディションを上げたいと思います」と、けがの心配はないと明言している。
チーム内でのポジション争いが激しい中で、同選手は、「チームのために戦ってるっていう犠牲心だったり、そういったものは監督の心にも届くかなと思っている」と、監督へのアピールポイントを明言。「僕が逆の立場で監督をしてたら、そういう選手をやっぱり使いたいなと思うし、自ずとそういうプレーができてると、自分のパフォーマンスもいいっていうことななんじゃないかなと」と説明した。
また、東アジアカップに臨む日本代表メンバーが23日に発表。同大会を戦う国内組のチームについて長友は、「もちろん注目してるし、いい面子が揃ってるんでね、しっかりと今やってる自分たちのサッカーをやれば勝てると思う」と期待を寄せる一方で、「ただ、相当厳しい戦いになるのは間違いないですね」と展望している。
ICC中国ラウンドは残り2試合。インテルは27日に、ミランは30日に、レアル・マドリードと対戦する。