昨シーズン後半からフィオレンティーナでプレーしたサラー [写真]=Getty Images
ローマがチェルシーに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーの獲得に近づいているようだ。17日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
昨シーズン後半にサラーをチェルシーからレンタルで獲得したフィオレンティーナはシーズン終了後に完全移籍を求めるも、イタリアの他クラブへの移籍を望むサラー側は交渉に対して返答をしなかった。そのため同クラブは法的処置を執るとの声明を発表するなど、問題となっていた。
同紙によると、チェルシーは同選手の移籍金として2000万ユーロ(約27億円)を要求しており、ローマはその金額を支払う意思があるようで、ワルテル・サバティーニSD(スポーツ・ディレクター)がすでにロンドンでチェルシー側と会談を行った模様。
そこで、法的処置に出るというフィオレンティーナとの衝突を避けたいローマは、同クラブにFWマッティア・デストロを譲渡することで騒動の鎮静化を図るのではないかと伝えられている。