
コパ・アメリカ優勝に貢献したチリ代表MFビダル [写真]=LatinContent/Getty Images
ユヴェントスに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが、レアル・マドリードに移籍することが確実になったと、チリ紙『ラ・テルセラ』が5日に報じた。
同紙は、ビダルがレアル・マドリードに移籍することで個人合意に達したと報道。5年に及ぶ長期契約を結んだものとみられるが、ユヴェントスとの交渉はまだ開始されていないという。しかしながら今後、両クラブ間で交渉がすぐに開始される可能性が高いとみられる。また同紙によると移籍金は5000万ユーロ(約67億円)を要するとも伝えられている。
ビダルは、コパ・アメリカ開催中の6月16日にチリのサンティアゴ郊外で自動車事故を起こして軽傷を負った上、飲酒運転により逮捕。このため、ビダルの評価は急落し、レアル・マドリードが獲得から撤退した可能性が報じられていた。しかし、チリを初のコパ・アメリカ優勝に導き、アルゼンチンとの決勝ではMOMに輝いたことで再び評価を勝ち得た模様。レアル・マドリードへの移籍の噂が再熱している。