ナポリに所属するイグアイン [写真]=Getty Images
ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの移籍に123億円の移籍金を要求していることが分かった。『コリエレ・デッロ・スポルト』が18日に報じている。
デ・ラウレンティス会長は、マンチェスター・U、ユヴェントス、アーセナル、アトレティコ・マドリードなどが関心を強めているとみられるイグアインについて、「退団? そんなことがあるものか。彼はナポリの選手だ。もし、常軌を逸したやつが契約破棄金を払うなら、考えようじゃないか。イグアインを放出するには、8800万ユーロ(約123億円)が欲しい」と強調。
さらに「イグアインは我々の選手であり、契約は遵守されなければならない。彼が出て行くなんて、ふざけた話だ」と高額移籍金が提示された場合に限り、移籍交渉に応じる構えをみせつつも、退団の可能性を一蹴した。
現在27歳のイグアインは、2013年夏にレアル・マドリードから加入し、2018年6月30日までの契約を結んでいる。
2014-15シーズンのセリエAでは、18得点を挙げる活躍をみせるものの、クラブがチャンピオンズリーグ出場権に届かなかったことから退団の噂が持ち上がっている。