ユーヴェ移籍が内定したと報じられるディバラ [写真]=Getty Images
パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長が、クラブに所属するアルゼンチン人FWパウロ・ディバラのユヴェントス移籍が内定したことを認めた。9日付のイタリアメディア『スポーツ・メディアセット』が報じている。
今シーズン、目覚ましい活躍を見せるディバラには、イタリア国内ではユヴェントス、日本代表FW本田圭佑が所属するミラン、同DF長友佑都が所属するインテルなどが獲得を目指していた。また、国外からはパリ・サンジェルマン、チェルシー、マンチェスター・C、アーセナルなどのクラブが興味を示していた模様だ。
ザンパリーニ会長は、7日付のイタリア紙『ラ・スタンパ』の取材に対し、8日から10日ほどの間でディバラの移籍先が決定することを示唆していた。そして、9日付の『スポーツメディアセット』に対し、「ディバラはユーヴェへ行くことになった。選手はユヴェントスでプレーしたがっている。インテルとミランも獲得を試みていたが、現状の彼らはどうすることも出来なかった」とコメントしている。
移籍金は2500万ユーロ(約33億6100万円)で、ボーナス分を合わせると3000万ユーロ(約40億3300万円)ほどになる。なお、正式契約は来週に結ばれる予定。
現在21歳のディバラは、2012年にパレルモへ加入。今シーズンはセリエAで32試合に出場し、チームトップの13得点をマーク。また、非公式ながら10アシストを記録しており、今シーズンのセリエAで最初の2桁得点、2桁アシストをマークした選手となっている。