ダービーに臨んだインザーギ監督 [写真]=Getty Images
セリエA第31節が19日に行われ、日本代表FW本田圭佑の所属するミランは、同DF長友佑都が所属するインテルと対戦し、0-0の引き分けに終わった。
フィリッポ・インザーギ監督が試合後にイタリアメディア『Rai』のインタビューに応えている。
インザーギ監督は、「順位を落とすことはなかった。今日の試合、2チームともに勝利を欲し、このような場合はしばしば引き分けに終わるものだ。インテルは最初の時間、良いスタートを切った。それから我々が試合を掌握し、スソと(イニャツィオ・)アバーテの右サイドからとても上手くチャンスを作り出した。ここから得点に結びつけなければならなかった」と語り、右サイドが攻撃の起点となったと振り返った。
さらに「後半になって、再びインテルが巻き返し、我々は敗れる危険もあった。これからあと7試合。これらの試合に勝利し、我々がどの順位になるのか見てみようじゃないか。ミランは、異なる戦いの場に慣れているが、チームの成績は残念ながらサイクルによって作られている。1月と2月の戦いは悲劇的なもので、多くを失った勝ち点が我々に重くのしかかっている」と続けた。
FWジェレミー・メネズについては、「彼は型にはまらない特徴を持ったフォワード。終盤には、(アレッシオ・)チェルチと(マッティア・)デストロを投入したが、勝利を手繰り寄せることはできなかった」と言明。そして去就については「絶対にミスを犯さない監督など存在しない。今は選手のことを以前よりも良く分かっている。それゆえ、これからはもっと上手くやれると思う」と、終盤戦に向けて自信を示した。