セリエAを戦うパルマ [写真]=Getty Images
FIGC(イタリアサッカー連盟)は16日、パルマに対して勝ち点4はく奪のペナルティを科すことを発表した。今シーズン同クラブは、所得税未払い、給与未払いを理由に既に2度勝ち点をはく奪されており、合計で没収された勝ち点は7となった。
セリエA第30節では首位ユヴェントスを破るなど、破産宣告以降は徐々に調子を取り戻しつつあったパルマ。しかし、勝ち点4をはく奪されたため現在の勝ち点は12となり、残留圏内の17位アタランタとの勝ち点差は17に広がった。リーグ戦は8節を残すだけとなっており、セリエA残留は絶望的な状況になっている。
なお、合わせてジャンピエトロ・マネンティ会長とピエトロ・レオナルディ元会長に6カ月の活動禁止処分が下されている。
次戦、パルマは敵地でエンポリと対戦する。