エンポリに大勝を収めたラツィオイレブン [写真]=Getty Images
セリエA第30節が12日に行われ、ラツィオはホームでエンポリと対戦し4-0と快勝を収めた。試合後、チームを率いるステファノ・ピオーリ監督が、イタリアメディア『Rai』のインタビューに応えている。
2月に行われたリーグ第22節のジェノア戦に敗れて以降、破竹の8連勝を収め、宿敵ローマをかわして2位に浮上したラツィオ。チームの快進撃にピオーリ監督は「1試合1試合考えてきて、ここまでたどり着いた。これからも今日のように続けていかなければならないが、この瞬間をとても嬉しく思う。目標は欧州の舞台に返り咲くこと。だが、まだそれが確かになるようなものは何もない。我々のコンディションは良く、必要であれば苦しみながら戦い抜く術も知っている」と、まだヨーロッパのカップ戦の出場権を獲得したわけではないと主張。
続けて「今日は重要な試合で、我々はピッチで素晴らしい気持ちの強さを示した。この道をしっかりと歩み続ていく。なぜならば、まだリーグ戦は終わっていないからだ」とこれからも継続して結果を残すことを目標とした。
また、スタジアムで声援を送るサポーターに対しては「サポーターには感謝の意を述べたい。とても素晴らしい感動を我々に与えてくれた。彼らが我々の近くにいてくれれば、大きな目標にたどり着くことは可能だ」と、感謝の言葉を述べている。
今後に向けては「我々は2つのコンペティション(セリエAとコッパ・イタリア)を戦っているが、できる限り良い結果をもたらさなければならない」と、最後まで戦い抜くことを誓った。
次節、ラツィオは敵地で首位ユヴェントスと対戦する。