代表デビューを果たしたヴァルディフィオーリ（左） [写真]=Getty Images
3月31日に行われたイングランド代表とのテストマッチでイタリア代表デビューを飾ったエンポリのMFミルコ・ヴァルディフィオーリが、試合から一夜明けて会見に臨んだ。イタリア紙『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
28歳にして今シーズンから初めてセリエAでプレーし、そして代表デビューを飾ったヴァルディフィオーリ。イングランド戦では冷静沈着な動きでゲームを作り、堂々のプレーを見せた。
そのヴァルディフィオーリは、「昨晩はアドレナリンが出てほとんど眠ることができなかったよ。代表戦に出場することは素晴らしいこと。長年に渡り夢を追いかけてきけど、本当に言葉に言い表すことができないような夜だった。（ジャンルイジ・）ブッフォン、（ジョルジョ・）キエッリーニ、（レオナルド・）ボヌッチといった経験豊富な選手が、試合前に話しかけてくれた言葉のおかげで、冷静にプレーすることができた」と、試合後も興奮から眠りに付くことができなかったことを明かした。
さらに「（ウェイン・）ルーニーのようなスーパースターからマークされたことには驚いたが、3万人の観衆の前で国歌を斉唱し、チームメイトと抱擁したことなど全てに興奮した。自分が代表の一員になったという思いを抱いたが、それは心の中に留まっているもので、説明することは難しいものだ」と語っている。