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セリエAのCL出場権争いが激化…“残る2枠”を巡り抜け出すのはどこか

(左から)トッティ、アンデルソン、エデル、カジェホン、サラー [写真]=Getty Images

文=赤星敬子

 セリエA第28節でローマ(勝ち点53)がチェゼーナ相手に勝利を挙げて2位をキープした。しかし、6位のフィオレンティーナ(同46)まで勝ち点差わずか7の中に3位ラツィオ(同52)、4位サンプドリア(同48)、5位ナポリ(同47)の5チームがひしめき合っており、チャンピオンズリーグ出場権の2つのポストを巡って激しい闘いが繰り広げられていくのは間違いなさそうだ。今シーズンのセリエAも残すところあと10試合となった現在、それぞれチームの現状を見てみた。

 ここまで2位、3位争いがハードになってきたのもローマの失速によるところが大きい。首位ユヴェントスとの差は開くばかりで、また下からは追い上げがきつく、ヨーロッパリーグでは同国対決とフィオレンティーナ戦に敗れて大会から去った。もはやミッションは来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を果たすのみだ。そんなローマ最終節の前、第37節に3位とのラツィオ“ローマ・デルビー”を控えている。通常のダービーマッチより気合の入った一戦となるはずだ。

 このローマ以外は首位ユヴェントスとの試合を残している。またキーポイントとなる直接対決もローマナポリとラツィオの2試合、ラツィオはサンプドリアとローマナポリの3試合、そしてフィオレンティーナは次戦のサンプドリア、第30節のナポリと連続で当たる日程となっており、踏ん張りどころだ。ナポリも次節からローマ、フィオレンティーナと連戦で直接対決となり、また第32節にはサンプトリア戦と息が抜けない。そして最終節にはラツィオとの対戦があり、チャンピオンズリーグ出場権を争う全チームとの直接対決を残している。第28節でインテルに勝ち4位に浮上したサンプドリアも、フィオレンティーナ、ナポリ、ラツィオとのカードが残っている。

 ラツィオが好調なのはベテランの存在感で調子を上げているミロスラフ・クローゼ、そして21歳のブラジル人MFフェリペ・アンデルソンだ。今シーズンのラツィオのうれしいサプライズとなった選手である。26試合出場9得点とその才能を開花させた。2018年までのクラブとの契約を2020年までに延長したばかりで、現在の年俸60万ユーロ(約7800万円)が来シーズンは150万ユーロ(約1億9500万円)と2.5倍に大幅アップとなった。今後の活躍が楽しみなプレーヤーだ。

 そのアンデルソンと同じ9得点をたたき出しているのがナポリホセ・カジェホンとサンプドリアのエデルだ。カジェホンの28試合9得点は立派。ナポリは22日のアタランタ戦でもドローと、ここ6試合で1勝3敗2分と足踏み状態だが、コンスタントにゴールを挙げている。ブラジルとイタリアの二重国籍を持つエデルはインテル戦でも得点し、初めてアントニオ・コンテ監督のアッズーリに招集された。今週末のユーロ2016予選のブルガリア戦で出場機会があるのかどうか、気になるところだ。

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