去就に注目が集まるラツィオの元ドイツ代表FWクローゼ [写真]=Getty Images
ブレーメンのスポーツディレクターを務めるトーマス・アイヒン氏やビクトル・スクリプニク監督などの首脳陣は、現在ラツィオに所属する元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼの獲得を夢見ているようだ。14日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
同紙によるとアイヒンSDは、「もしクローゼが移籍市場に出たとしたら、我々はもちろん働きかけるだろう。彼はブレーメンの歴史であり、彼の名前はこの町に響き渡っている」と話しているとのことで、さらにスクリプニク監督も「もしそうなったら夢のようだね。我々が『ノー』と言う理由はない。彼は経験豊富でスーパーなFWなのだから」とコメントしているという。
クローゼ加入の実現を望むのは、選手も同じであるようだ。同クラブに所属するアルゼンチン人FWフランコ・ディ・サントも『ビルト』の取材に対し、「ワールドカップの歴代通算得点記録でトップに立つクローゼは、本当に偉大なFWだ。僕らは全員、彼から学ぶことがある」と大歓迎の意向を示している。
同選手はラツィオとの契約が切れる今シーズン末に現役から退くことを表明しているが、最近になり「最後にドイツでプレーをしてから引退するのでは?」という噂も出てきている。