インテル戦後にコメントしたラツィオのピオリ監督 [写真]=Getty Images
セリエA第16節が21日に行われ、日本代表DF長友佑都のインテルとラツィオが対戦。2-2の引き分けに終わった。
2014年の最終戦を終えて、リーグ3位でウインターブレイクを迎えることとなったラツィオ。ステファノ・ピオリ監督が試合後のインタビューに応じ、2点差を追いつかれての引き分けを振り返った。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ピオリ監督は「悔しい思いはない。2-0とリードしてハーフタイムを迎えれば、試合に勝ったと考えるのも当然だろうが…。後半はボールを動かされて、とても苦戦した。インテルは前からプレスを仕掛けて、我々にリズムをほとんど与えなかった」と敵地でのドローを振り返った。
ラツィオは第16節を終えて、8勝3分け5敗。首位ユヴェントスには勝ち点差12をつけられているが、ナポリやサンプドリアと同勝ち点で3位につけている。ピオリ監督は「これまでの戦いで、我々は良い順位につけている。シーズンの最後まで、今の3位に留まりたい。自分たちがどこにたどり着きたいか。それが5位以内であるということは分かっている」とコメント。5位以内に入ることが目標であると主張しつつ、3位を確保したいという思いを明かした。
さらに「(ミロスラフ)クローゼと(フィリップ)ジョルジェヴィッチというとても優れた選手2人を持つ幸運に恵まれた。今後は2人同時の起用を考えたい」と2トップ起用のプランも明かした。