直接FKを決め、勝利に貢献したミランのMF本田圭佑 [写真]=Getty Images
セリエA第6節が4日に行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するミランはキエーヴォと対戦し、2-0で勝利した。本田は直接FKを決めるなど全得点に絡む活躍を見せ、4試合ぶりの勝利に貢献している。
ミランは前節の[4-2-3-1]から[4-3-3]にフォーメーションを変更。本田は右FWで先発出場した。サリー・ムンタリの先制点を演出すると、ミランが78分にFKを獲得。ボールに多くの選手が集まる中、一番最初にボールに向かった本田が譲らなかった。
本田は「(ジェレミー・)メネズも蹴りたそうだった。ただ、譲れるところではなかった」と振り返り、「…もしカカなら譲っていたかもしれないけれど」と冗談交じりにコメント。実際、その自信を証明するように本田はFKを直接決め、今シーズン4点目を挙げた。
ミランは、フィリッポ・インザーギ監督による新体制を発表した際、『セットプレーの魔術師』と称されるジョヴァンニ・ヴィオ氏の就任を伝えていた。本田は「インザーギが連れて来たセットプレー専門のコーチがいて、付きっきりで指導してもらっている部分があったので、早く決めたいという思いがありました」と明かした。
続けて「セットプレーは今後も任せてもらえるのであれば、継続してチームの得点源になれるようにやっていきたいと思う」と、さらにセットプレーに磨きをかけていきたいと語った。