2014.09.08

バロテッリ弟、試合中に差別を受け「どうしてそんな事が出来るのか」

エノック・バルウアー
差別のターゲットになってしまった、バロテッリの弟バルウアー [写真]=Getty Images Europe

 リヴァプールに所属するFWマリオ・バロテッリの弟、エノック・バルウアーが7日に行われたアマチュアリーグの試合で、観客から差別的な野次を受けたことを明かした。同日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がバルウアーのコメントを伝えている。

 現在イタリアのエッチェレンツァのリーグ(6部)、ヴァッレカモニカでプレーするバルウアーは、ダルフォ・ボアリオとのダービーマッチに出場、相手サポーターの心無い野次のターゲットとなった。

 差別を受けたバルウアーは「ヤツらは俺のことを汚い黒人だって言いやがった。そして俺に向かって猿の鳴き真似をして、兄貴のことを持ち出した。はっきり言って、何故俺に向けられるのかわからない。試合開始直後、俺はあのチャントに苛ついていた。でも最初は聞こえないふりをしていたんだよ」と初めは怒りを堪えてプレーしていたことを明かした。

 さらに、バルウアーは以前もこういった差別を受けた経験があり、「これが初めてじゃなかった。でもしばらくそういったことは受けてなかったんだ。そういう振る舞いをする奴らのことを考えるのは時間の無駄だよ。俺を侮辱した奴らは、スタジアムの外で俺に挨拶してきた奴らと同じ人物なんだ。どうしたらあんな悪意のあることが出来るのか理解出来ない」と怒りを露わにしている。

 国際サッカー協会は『Say No To Racism』キャンペーンを行い差別撲滅に動いている。しかし2014年4月にはリーガ・エスパニョーラ第35節ビジャレアル対バルセロナで、バルセロナのDFダニエウ・アウヴェスに対して観客からバナナが投げ込まれ騒動になるなど、差別問題の根は深い。

 野次にも負けず75分に交代するまでプレーを続けたバルウアーは、自身のツイッターで「心穏やかにいよう!」とつぶやき、差別に対して大人の対応をみせている。

欧州リーグ順位表

マンチェスター・C
100pt
マンチェスター・U
81pt
トッテナム
77pt
欧州順位をもっと見る
バイエルン
84pt
シャルケ
63pt
ホッフェンハイム
55pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
93pt
アトレティコ・マドリード
79pt
レアル・マドリード
76pt
欧州順位をもっと見る
ユヴェントス
95pt
ナポリ
91pt
ローマ
77pt
欧州順位をもっと見る