ブラジルW杯でイタリア代表の一員として参戦したMFピルロ [写真]=FIFA via Getty Images
ユヴェントスに所属するMFアンドレア・ピルロが7日、イタリア代表への復帰を明言した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
イタリア代表はアントニオ・コンテ監督の新体制の下、4日の親善試合でオランダ代表と対戦し2-0で勝利した。ピルロは同試合について「満足している。監督の手腕が見て取れた」と語り、ユヴェントスで3年間共に過ごしたコンテ監督を称賛。さらに、昨年発売された自伝で代表引退を明かしていたピルロだが、同監督との会話を次のように明かして、代表復帰の用意があることを語っている。
「コンテと話しをした。代表復帰を要求され、監督には『OKです』と答えた。次回のトレーニングキャンプには代表に加われるようにと願っている。難しい決断だった。自分は代表引退を考えていたが、コンテが新監督に就任し、『手を貸して欲しい』と言われた」
35歳のピルロは8月23日に行われたイタリアのプレシーズンマッチ、TIMカップで負傷。右大腿直筋の筋違いで復帰は約1カ月後と診断されている。
イタリア代表は9日に、ユーロ2016予選の初戦をノルウェー代表とのアウェイゲームで迎える。