マッツァーリ監督(中央)がサネッティ(左)に言及 [写真]=Getty Images
10日に行われるセリエA第37節で、日本代表DF長友佑都所属のインテルとラツィオが対戦する。
第36節までに勝ち点57を積み上げ、5位につけているインテルは、リーグ戦残り2試合にヨーロッパリーグ出場権確保を懸ける。ホーム最終戦を前に、ヴァルテル・マッツァーリ監督がコメント。今シーズン限りでの現役引退を表明している元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティについて語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
1995年から在籍しているサネッティにとって、キャリアにおけるホーム最終戦となる一戦。マッツァーリ監督は、「本人が、何よりも試合に集中することが大事だと明言している。彼は偉大なリーダーの風格を見せているね。明日はスタジアムが満員で、ポジティブな雰囲気があることを願うよ。観客の熱気に後押しされて、勝つようにしたい」と、話したうえで、サネッティの出場については、「スタメンは明日、明らかになるだろう。私は彼と日常的な関係を持っているし、私の選択は全て、試合に勝つというロジックに基づいている。そのことを彼は理解している」と、語った。
そして、「いずれにせよ、サネッティはインテルの歴史の一部だし、彼がプレーする姿をもう見られないと思うと、泣けてくるくらいだ。彼はインテルのエンブレムだよ。サッカー界の、これほど偉大な人物がピッチを去るとなると、感動はもちろんある。これは、インテルファンに限られたことではないと思う」と、話した。