
インテルのエリック・トヒル会長 [写真]=Getty Images
インテルは21日、コロンビア代表MFフレディ・グアリンとユヴェントスに所属するモンテネグロ代表FWミルコ・ヴチニッチのトレードを中止すると、クラブの公式HPで発表した。
インテルのエリック・トヒル会長は、トレード濃厚から一転して、交渉中止に至った経緯について、「スタッフ全員の考えを聞き、マッシモ・モラッティ名誉会長とアンジェロマリオ・モラッティ副会長と相談した上、交渉を続けないことを決断した」とコメント。「経済面と強化面での利益が明らかでなく、異なる意見を呼ぶことになり、合意に達するための条件が成り立たくなったと判断した」と続けた。
また、「私はファイナンシャル・フェアプレーに沿って強化するために、移籍市場で他の可能性を検討するようテクニカルエリアの責任者たちに指示した。みんなが望む、インテル本来の地位に返り咲くため、ファンやクラブが団結し続けることの重要性を改めて確信している」と、今後の強化策についても言及した。