現役引退を表明したディ・ナターレ [写真]=Getty Images
ウディネーゼに所属する元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレが現役引退を表明した。
ウディネーゼは6日に行われたセリエA第18節のヴェローナ戦にホームで1-3と敗戦。試合後、フル出場したディ・ナターレはイタリアメディア『スカイ』のインタビューに応え、「6月でやめる。すでに代理人や家族には話してあるよ」と引退を表明。一方で、同選手に向けられている批判への不満も示した。
「これからクラブと話をするよ。僕はウディネでの10年間で、妻とディナーに行った回数より、多くのゴールを挙げてきた。このような議論は理解し難いね」
2004年夏にエンポリからウディネーゼに加入した現在36歳のディ・ナターレは、2009-10シーズンから4年連続でリーグ戦20得点以上をマーク。2009-10、2010-11シーズンには2年連続で得点王に輝いている。しかし今シーズンはリーグ戦15試合出場で、4得点を挙げるにとどまっている。