2試合ぶりゴールの町野はお馴染みの“忍者ポーズ” [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第17節が14日に行われ、ホルシュタイン・キールとドルトムントが対戦した。
今シーズン、クラブ史上初のブンデスリーガ1部での戦いに身を置くホルシュタイン・キールは、ここまで2勝2分12敗の勝ち点「8」で17位に沈んでいる。残留圏内の15位ホッフェンハイムとは勝ち点が「6」離れており、2025年は勝ち点積み上げのペースを上げて、残留への道筋を示したい。
一方のドルトムントは、前節終了時点で7勝4分5敗の成績を残し、勝ち点「25」で8位につける。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位につけるライプツィヒとの勝ち点差は「5」。2025年の初戦だった前節はレヴァークーゼンに2-3で敗れており、上位陣を追いかけていく意味でも、今季初のブンデスリーガ連敗は避けなければならない。
ホルシュタイン・キールに所属する町野修斗はスターティングメンバーに名を連ねている。対するドルトムントは、前節は最終ラインに体調不良者が続出した影響もあって“急造布陣”で臨んだが、今節はセンターバックを本職とするニコ・シュロッターベック、そして中盤が本職ながらセンターバックでの経験も持つエムレ・ジャンが先発に復帰した。
試合は序盤からドルトムントがボール保持の時間を増やす。11分には敵陣中央で縦パスを引き出したユリアン・ブラントが横へ繋ぎ、ペナルティエリア手前右寄りの位置で前を向いたセール・ギラシが右足を振り抜いたが、枠を捉えたミドルシュートはGKティモン・バイナーに弾き出される。
ホルシュタイン・キールとしては自分たちで主導権を握る時間を作れなかったものの、28分には敵陣でのボール奪取から一気にショートカウンターへ。敵陣中央右寄りの位置でアレクサンデル・ベルンハルトソンがブラントからボールを奪うと、前方へ持ち運んで横へ預ける。中央で待っていた町野がダイレクトで右足を振り抜き、狙い澄ました一撃をゴール左上に突き刺した。町野はブンデスリーガでは2試合ぶりの今季6点目。DFBポカールも含めた公式戦通算では7点目を記録した。
町野のゴールで1点をリードしたホルシュタイン・キールは続く32分、今度は自陣中央でボールを奪ったところからカウンターへ転じる。ベルンハルトソンが左足で狙ったクロスボールはクリアされたものの、セカンドボールを拾って右サイドへ広げ、ラッセ・ローゼンブームが右足でクロスボールを送る。最後はニアサイドに飛び込んだフィル・ハーレスが頭で押し込み、3試合連続ゴールを記録。ホルシュタイン・キールがリードを広げた。
前半アディショナルタイムにも、再びホルシュタイン・キールのカウンターが炸裂。自陣でボールを奪ったところから、町野からのスルーパスで左サイドを攻略。ボックス左に入ったハーレスが左足で折り返すと、最後はベルンハルトソンが押し込み、ホルシュタイン・キールが3点リードでハーフタイムに突入した。
後半に入ると、サポーターが発煙筒を焚いた影響で視界がさらに悪くなり、キックオフ直後に1度試合は中断する。5分前後の中断を経て試合は再開。ドルトムントはヴァルデマール・アントンとマクシミリアン・バイアーを投入して3バックに切り替えており、59分にはヤン・コウトとジョバンニ・レイナを送り出す。
ギラシやジェイミー・バイノー・ギテンスを中心にゴールへ迫る機会を作りながらも、ドルトムントはゴールネットを揺らすまでには至らない時間が続いたが、71分には1点を返す。ペナルティエリア手前の位置でアントンからのパスを受けたレイナが、ファーサイドへミドルシュートを突き刺した。
終盤に差し掛かった76分には、ホルシュタイン・キールは町野を含めて3枚替えを決断。この直後の77分、ドルトムントは左サイドから相手ゴール前へ入っていくと、ペナルティエリア左の位置でルーズボールを拾ったバイノー・ギテンスが右足で狙い澄ました一撃を叩き込み、1点差に詰め寄る。反撃の狼煙を上げたドルトムントに対して、ホルシュタイン・キールは逃げ切りを図ろうとするが、86分には後ろからフェリックス・ヌメチャを倒したルイス・ホルトビーにレッドカードが提示。残り数分を10人で戦うことを強いられる。
終盤は完全にドルトムントが敵陣へ押し込む構図となったが、同点ゴールを挙げることはできない。後半アディショナルタイム8分にはドルトムントが右コーナーキックを獲得すると、GKグレゴール・コベルも前線へ駆け上がる。しかし、クリアボールがホルシュタイン・キール側に渡ると、ここから一気にカウンターへ。最後はヤン・フィーテ・アルプが無人のゴールへ流し込み、勝敗は決した
試合はこのままタイムアップ。ホルシュタイン・キールは追いかけられるなかでヒヤリとしたものの、ドルトムントとの公式戦3度目の対戦にして、初勝利を飾った。一方で、ドルトムントはブンデスリーガで今季初の連敗を喫している。
次節、ホルシュタイン・キールは18日にホームでホッフェンハイムと、ドルトムントは17日に敵地でフランクフルトと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ホルシュタイン・キール 4-2 ドルトムント
【得点者】
1-0 27分 町野修斗(ホルシュタイン・キール)
2-0 32分 フィル・ハーレス(ホルシュタイン・キール)
3-0 45+4分 アレクサンデル・ベルンハルトソン(ホルシュタイン・キール)
3-1 71分 ジョバンニ・レイナ(ドルトムント)
3-2 77分 ジェイミー・バイノー・ギテンス(ドルトムント)
4-2 90+8分 ヤン・フィーテ・アルプ(ホルシュタイン・キール)
【PR】「ABEMA de DAZN」で
ブンデスリーガを堪能しよう!
「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 ブンデスリーガはもちろん、ラ・リーガやセリエA、JリーグなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。
月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得! アニメ・映画・バラエティーなど、ABEMA無料コンテンツも堪能できるのでお見逃しなく。
学生限定の学割プランは、最低12カ月の利用で月額払いは1,600円(税込)、12カ月の一括払いなら16,000円(税込)で月あたり1,333円と、さらにお得に!
※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。
- ① 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
- ② ブンデスリーガ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アン、Jリーグなどコンテンツが盛りだくさん!
- ③ コメントしながらのライブ観戦、追っかけ再生、見逃し配信など楽しみ方も充実!
【PR】ブンデスリーガを観るなら
「DMM×DAZNホーダイ」!
「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です!
- ① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
- ② ブンデスリーガをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題で楽しめる!
- ③ 新規入会月から3カ月間、「DMMポイント」が毎月550ポイントもらえる!
【PR】ブンデスリーガ中心に
国内外のサッカーを楽しむなら「DAZN」
「DAZN」とは、スポーツファンが好きなスポーツをいつでもどこでも楽しめるスポーツチャンネル。
「DAZNスタンダード」ならブンデスリーガをはじめ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アン、Jリーグ、WEリーグ、国際大会に加えてプロ野球、バスケ、F1、テニス、ゴルフなど幅広いスポーツコンテンツを堪能できる。
支払方法は、①月間プラン:月額4,200円・税込、②年間プラン(一括払い):32,000円・税込(月換算約2,667円・税込)、③年間プラン(月々払い):月額3,200円・税込の3プラン。ご自身の楽しみ方に合わせてチョイスしよう!
- ① ブンデスリーガ、ラ・リーガ、セリエAをはじめ様々なスポーツコンテンツが見放題!
- ② 見逃し配信やハイライトはもちろん、オリジナルコンテンツも充実
- ③ 年間プラン一括払いなら、実質1カ月2,700円以下で視聴できる!
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト


