昨季もライプツィヒでプレーしたX・シモンズ [写真]=Getty Images
ライプツィヒがパリ・サンジェルマン(PSG)所属のオランダ代表MFシャビ・シモンズの再レンタルへ近づいているようだ。28日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。
現在21歳のX・シモンズは中盤の攻撃的ポジションや左右のウイング(WG)を主戦場とするプレーヤー。2019年夏にバルセロナのカンテラからPSGの下部組織へ加入し、2022年1月にトップチーム昇格を果たした。その後はPSVを経て昨年夏にライプツィヒへレンタル加入。2023-24シーズンは公式戦44試合の出場で10ゴール15アシストをマークするなど、チームの攻撃の主軸として躍動した。
6月末でライプツィヒとのレンタル契約が満了となり、保有元のPSGへ復帰したX・シモンズだが、来る2024-25シーズンも他クラブでのプレーが濃厚とのこと。PSGは今夏の売却を検討していないもののレンタルでの放出には前向きで、バイエルンとライプツィヒが獲得を狙っていることが明らかになっている。
今回の報道によると、以前からX・シモンズ獲得へ自信をのぞかせていたライプツィヒが、昨年夏に続いて再びレンタル契約を締結することが濃厚になったとのこと。選手自身はバイエルンからの関心を知らされながらも、より安定した出場機会を望み、ライプツィヒへの再加入を決断したようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、早ければ今週中にもレンタル契約の締結が発表される見込みだという。
最後まで獲得の可能性を模索していたバイエルン側もX・シモンズの決断についてすでに知らされている模様。『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、同クラブはこうした現状を受け、現在はレンヌに所属する19歳のフランス人FWデジレ・ドゥエへの関心を強めているようだ。
By サッカーキング編集部
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