ボルシアMGが6戦ぶり黒星 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第27節が9日に行われ、ボルシアMGとヴォルフスブルクが対戦した。
2月18日に行われた第21節バイエルン戦を3-2で制して以降、ボルシアMGはブンデスリーガ5戦で3分2敗。未勝利が続く苦しい時期を過ごしている。6戦ぶりの勝利を狙う今節は、対照的に直近の5戦を2勝3分と無敗で駆け抜けているヴォルフスブルクとホームで対戦。ボルシアMGの板倉滉はブンデスリーガ12試合連続で先発に名を連ねた。
試合は立ち上がりからヴォルフスブルクが良い入りを見せる。10分には自陣でボールを奪ったフェリックス・ヌメチャがボールを持ち運び、時間を作ってスルーパスを通すと、抜け出したオマル・マルムシュが強烈なシュートでゴールネットを揺らした。ヴォルフスブルクが先制したかに思えたが、最終ラインに入っていた板倉よりもわずかに前の位置でマルムシュが抜け出しており、オフサイドで得点は認められなかった。
34分にホームチームが均衡を破る。ボルシアMGはラース・シュティンドルのプレッシャーによりヴォルフスブルクのビルドアップでミスを誘うと、ボールを拾ったフロリアン・ノイハウスが素早くマルクス・テュラムに繋ぐ。ペナルティエリア手前でボールを受けたテュラムが右へ繋ぐと、最後はナタン・エングムが中央への切り返しから左足でシュートを沈めた。
ボルシアMGの1点リードで折り返した後半、ヴォルフスブルクが立ち上がりに決定機を作る。ヤクブ・カミンスキがF・ヌメチャとのワンツーで左サイドからペナルティエリア手前に侵入。ペナルティエリア右にパスを繋ぐと、フリーになっていたマティアス・スバンベリがフィニッシュまで持ち込む。ここはGKヨナス・オムリンのビッグセーブに阻まれた。
対するボルシアMGは63分、テュラムのポストプレーからボールが右サイドへ渡ると、エングムが右足でクロスボールを送る。ファーサイドで待っていたアラサン・プレアが折り返すと、最後はテュラムがヘディングシュートを沈めた。ボルシアMGが勝利を大きく手繰り寄せる追加点を記録している。
試合はこのままタイムアップ。ボルシアMGがブンデスリーガ6試合ぶりの白星を飾った。板倉はフル出場を果たしている。一方、ヴォルフスブルクにとっては第21節ライプツィヒ戦以来6戦ぶりの黒星となった。
次節、ボルシアMGは15日に、鎌田大地と長谷部誠が所属しているフランクフルトと敵地で対戦する。一方、ヴォルフスブルクは16日にレヴァークーゼンをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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