自身の不満が度々明るみに出る理由について語ったカンセロ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するポルトガル代表DFジョアン・カンセロがクラブのインタビューに応え、自身の不満が度々明るみに出る理由について語った。4日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
1月31日にマンチェスター・Cからバイエルンへの買い取りオプション付きの期限付き移籍が発表されたカンセロは、新天地バイエルンでここまでリーグ戦7試合に出場しているものの、先発出場は4試合に留まっている。同選手はプレー時間が限られていることに不満を持っているとメディアでは度々報じられており、4月1日に行われたドルトムント戦(4-2で勝利)後には、途中出場であったことに納得がいかず、首位攻防戦となった大一番での勝利を仲間やファンと祝わずにロッカールームに直行したことも報じられた。
これらのことについてカンセロは「僕は衝動的だし、感傷的なんだ。僕のことは簡単に見てとれるだろうね。いつも自分の気持ちを表現している。僕のように正直な人は現代の無慈悲な世界では簡単にはいかない。僕は18歳の時に母親を亡くした。母には自分の感じたもの全てを伝えることができた。母を亡くしたことは僕を強くしたし、今の自分を作っている」と説明し、自身の振る舞いを振り返った。
また、バイエルン加入についても言及し、「チームレベルでも個人レベルでも、これまですべてのことが順調に進んでいる。ここにいることができて光栄だ」と、活躍の場を移したことに後悔はないとした。
By サッカーキング編集部
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