ブンデスリーガ第21節が各地で開催された [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第21節が18日に各地で開催された。
現在ブンデスリーガで首位を走るバイエルンはボルシアMGの本拠地に乗り込んだ。試合は9分、背後からのロングフィードに反応したアラサン・プレアがダヨ・ウパメカノに倒される。このプレーにレッドカードが提示され、バイエルンはおよそ80分ほどを10人で戦うこととなった。数的優位となったボルシアMGは13分にラース・シュティンドルが強烈なミドルシュートを沈めて先制に成功。バイエルンはエリック・マキシム・チュポ・モティングのゴールで同点に追い付いてからハーフタイムに突入したものの、後半に入るとボルシアMGがヨナス・ホフマンとマルクス・テュラムのゴールでリードを広げた。後半アディショナルタイムには1点を返されたものの反撃はここまで。ボルシアMGがドイツの“絶対王者”を相手に3試合ぶりの白星を飾った。ボルシアMGの板倉滉はフル出場を果たしている。一方、バイエルンは今季2敗目を喫し、19日に控えたウニオン・ベルリンの結果次第では首位から陥落する。
シュトゥットガルトはホームにケルンを迎えた。試合は9分、敵陣に押し込んでペナルティエリア内に侵入すると、原口元気の落としからジル・ディアスが先制点を挙げた。1点リードで折り返した後半にはボルナ・ソサの直接フリーキックで追加点。74分には遠藤航のアシストからタンギー・クリバリが勝利を手繰り寄せる3点目を奪った。試合はこのままタイムアップ。シュトゥットガルトはブンデスリーガ7試合ぶりの白星を飾るとともに、暫定ながら14位に浮上。今節残りの結果次第では降格圏から脱出する。原口は80分までプレーし、遠藤と伊藤洋輝はフル出場を果たした。
ボーフムの浅野拓磨、フライブルクの堂安律が共にスタメン出場を飾った一戦は、アウェイチームのフライブルクが2-0で勝利。浅野は86分まで、堂安は77分までピッチに立った。フランクフルトはホームでブレーメンに2-0と完勝。鎌田大地は3列目でフル出場を果たしている。長谷部誠はメンバー入りしたものの出番はなかった。5位ライプツィヒと7位ヴォルフスブルクの上位対決はライプツィヒに軍配が上がった。
18日に開催されたブンデスリーガ第21節の結果は下記の通り。
▼第21節結果
※18日開催分
ボルシアMG 3-2 バイエルン
ヴォルフスブルク 0-3 ライプツィヒ
ボーフム 0-2 フライブルク
シュトゥットガルト 3-0 ケルン
フランクフルト 2-0 ブレーメン
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト