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今季全試合出場も人助けで次節欠場か…ライプツィヒDF「サッカーは二の次」

2023.02.08

ライプツィヒに所属するオルバン [写真]=Getty Images

 ライプツィヒは7日、ハンガリー代表DFヴィリ・オルバンが血液幹細胞のドナーとなったことを発表した。

 現在30歳のオルバンはカイザースラウテルンの下部組織出身で、2011年8月にトップチームデビューを果たし、2015年7月にライプツィヒに加入した。同クラブではこれまで公式戦269試合出場で25ゴールをマーク。また、2018年10月にはハンガリー代表デビューを果たし、通算37試合出場で5ゴールを記録している。

 今シーズンはここまでブンデスリーガ(19試合)でも、チャンピオンズリーグ(6試合)でもフル出場するなど、最終ラインからリーグ4位に位置しているチームを支えているオルバン。しかし、11日に行われるブンデスリーガ第20節の2位ウニオン・ベルリンとの一戦を欠場する可能性が浮上している。

 2017年からDKMS(ドイツ国立骨髄ドナー登録簿)に登録しているオルバンは先日、血液がん患者の適合者となったことが判明。これに伴い、今月8日の幹細胞の採取に向けて4日から血流中の幹細胞数を増やすために特別な注射を受けている同選手は、5日からチームの練習を離脱しているという。

 なお、医療機関では血液幹細胞の提供後は最大10日間の休息期間を推奨していることから、オルバンがウニオン・ベルリン戦に出場できるかは不透明となっているようだ。

 それでも、血液幹細胞のドナーとなったオルバンはクラブ公式サイトで、「もちろん、僕が適合したという連絡を受けた時は驚いた」と語りながら、「しかし、疑いもなく、できるだけ早く提供をしたいと思った」と心境を明かした。

「僕にはほんの少しの努力で他の人の命を救う可能性がある。それは簡単なことではない。僕の提供を受けた患者が病気から回復することを願っている。もちろん、ウニオン戦を欠場する可能性はあるが、僕のスポーツへの野望がある中でも、サッカーは二の次だ」

「僕を知っている人は僕ができるだけ早くチームに復帰するために全力を尽くすことを知っている。これをきっかけに登録する人が増えたらいいなと思っている。プロセスは簡単だし、僕はとてもよく世話されているように感じている。僕の例こそ、登録することが完全に理にかなっていることを示している」

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